1216サイズの浴室でも足を伸ばせた理由|LIXILバストープを実体験レビュー【狭い浴室の新発想】

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狭い浴室でのお風呂時間に、ずっと小さな違和感がありました。

足を伸ばせない。
子どもと一緒に入ると、余計に窮屈。
浴槽があるのに、くつろげている感じがしない。

「浴槽って、こんなに場所を取る存在だったっけ?」

子育て中は特に、
ゆっくり浸かる時間よりも
安全に、手早く、気持ちよく終わらせることが優先になります。

それなのに浴槽だけは、昔からの形のまま。
このちぐはぐさが、ずっと引っかかっていました。

実は以前、「子どもと一緒にゆったり入るには、浴槽そのものを大きくできないのか?」
という視点で、浴室リフォームについても整理したことがあります。

今回のバストープ体験は、その延長線上で出会った「別の答え」でした。


「布の浴槽」と聞いたときの正直な気持ち

住宅リフォームの仕事をしていると、
新しい商品や考え方に触れる機会があります。

「布の浴槽がある」

最初に聞いたときは、正直かなり違和感がありました。

本当に使えるのか。
安全なのか。
そもそも浴槽なのか。

ただ、実物を見て一番驚いたのは、
**浴槽を“片付けられる”**という発想でした。

浴槽は置くもの、固定するもの。
その前提を一度外して考えた商品なんだな、と。

工場見学で実際に入浴体験をしたとき、
「これは狭い浴室ほど意味があるかもしれない」
そう感じ始めました。


実際に入ってみて感じたこと

まず一番印象に残ったのは
足をしっかり伸ばせたことです。

布なので体を包み込むような感覚があり、
思っていたよりも安定感があります。

浴室自体は何も変わっていないのに、
不思議と広く感じました。

圧迫感が減り
「浴槽に入っている」というより
「空間に体を預けている」ような感覚に近いです。

水量もしっかり入ります。

ただし、正直なところ
追い炊きが無いため、お湯は冷めやすいです。

一般的な浴槽のように
長く浸かる前提ではありません。

【図解】同じ1216サイズでも、浴槽の考え方でここまで違う

写真だけだと「広く感じた」で終わってしまいますが
実はこの感覚にはちゃんと理由があります。

一般的な1216サイズの浴室では、固定された浴槽の長さが限られるため、どうしても膝を曲げて入る姿勢になりがちです。

一方、布で吊るすバストープは、浴槽そのものが空間に合わせてたわむため、同じ1216サイズでも有効な浴槽長を最大限に使うことができます。

浴室のサイズを変えなくても、「浴槽の考え方」を変えるだけで体感は大きく変わる。
実際に入ってみて、そう感じました。


子育て家庭だからこそ感じたメリット

子育て目線で見ると、良さはかなり分かりやすいです。

子どもと一緒に体を洗うとき
浴室がとにかく広い。

入浴後は浴槽を片付けて
壁に干しておける。

結果として
掃除が圧倒的にラクになります。

浴槽がない状態になることで、
浴室全体を「洗い場」として使えるのは、
想像以上に快適でした。

「お風呂の使い方が変わる」
この一言に尽きます。


ここは人を選ぶと感じたポイント

もちろん、向き不向きはあります。

浴槽は基本的に一人用。
お湯はすぐ冷めます。
毎日必ず浸かりたい人には合いません。

片付ける一手間も、確実に発生します。

一方で

シャワー中心の生活
短時間でさっと浸かれれば十分
子どもとの入浴がメイン

こうした家庭には、現実的な選択肢だと感じました。

「セカンド浴室」的な使い方も、正直アリだと思います。


リフォームの仕事をしていて思うこと

この商品に限らず
一番大切だと思っているのはここです。

いきなり採用しなくていい。
でも、知っているかどうかで選択肢は変わる

狭い浴室=我慢
ではありません。

狭いからこそ
こうした新しい発想が活きるケースもあります。

間取りや広さだけで判断せず
暮らし方から逆算する。

その選択肢の一つとして
この浴槽は十分アリだと感じました。


まとめ|浴室も「家庭に合わせて選ぶ時代」

浴室の正解は、家庭ごとに違います。

昔ながらの浴槽が合う家もある。
シャワー中心が合う家もある。
新しい選択肢がフィットする家もある。

どれも間違いではありません。

ただ
「こういう考え方もある」
と知っているだけで、
浴室づくりの見え方は大きく変わります。

狭さを我慢で終わらせない。
そんなヒントの一つとして
この布の浴槽は、印象に残る体験でした。

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