現役リフォーム営業が解説する「失敗しないリフォーム会社と担当者の選び方」

住宅リフォーム

自宅のリフォームや新築を考えている方が、避けて通れない「業者選び」があります。

「少しでも安く、良い家・良いリフォームにしたい」という考えで業者を探す方は多いと思いますが、その考え方だけで行動すると失敗する可能性が高くなります。

結論!業者選びを成功させるためには、リフォームや家を建てる際の目的や方向性をしっかり決めることからスタートしなければなりません。
今回は、お客様・施主様が業者を選びの失敗を回避する方法や考え方を目的に分けて解説していきますので、是非参考にしてください。

かすお
かすお

▼今回の記事がおすすめな人

・業者選びで困っている人

・業者選びの基準を知りたい人

・業者選びの最後の一押しが欲しい人

・工務店、メーカー、リフォーム専門、家電量販店やホームセンターの違いを知りたい人

リフォームや建てたい家の目的・方向性を決める

理想があるなら必ず目的・方向性を決めましょう!

安くて良い業者さんは基本的に存在しないのが建築業界です。
これは必ず念頭に入れて行動してください。

まずは、出来上がりのイメージや考え方を整理する過程で、目的・方向性を決めます。

例えば、『水回り設備の快適性だけじゃなく、目に見えないところまで心配のないように工事がしたい』という目的が決まれば、見積依頼の際そのまま伝えてみてください。

結構な確率で、言わなければ提案すら無かったり、予算を抑えるがために最低限の工事で済ましてしまう工事店多いと思いますm(__)m。

ましてや、少し難しい内容や手間のかかる要望にビビって逃げる業者や営業マンも少なくありません。
逃げる原因の中には、数字ばかり追い求めて誠実な工事や安心してもらえる建築計画を考える経験がないことなどがあげられます。※偏った、かずおの持論です。

つまり、安けりゃなんでも良いは、安物買いの銭失いのようなもので、長い目で見たときに手抜き工事や施工不良が発覚し将来変なタイミングで高額なメンテナンス工事が必要になる場合もあるのです。
シンプルに悲しい(´;ω;`)

誠実な業者は施主様の要望に対して真正面から向き合いますし、工事後も工事に自信を持っているので「何かあればいつでも連絡ください」といった形で、長くお付き合いができるものです。

変な業者は除外できるように理想があるならば目的・方向性をできる限り明確にしましょう!

誠実な担当を見つける!

そもそも営業とは、会社で売り上げ・利益を上げてなんぼ!なところがあり、「数字が上がればそれでいい」精神の営業マンは星の数ほど居ます。※特に営業系のリフォーム会社は。

ですので、誠実な担当を見つけるには、全国展開してるようなリフォーム業者は避けるべきとかずおは考えます。
なぜなら、会社が大きく従業員が多いほど会社の運営に費用が掛かり、きついノルマの中で仕事をしている営業マンに当たる可能性が高く、安い!と思っても打合せがグダグダだったり、生活の後先を考える説明もなし、見た目はきれいに仕上がっていても、使い勝手や将来メンテンナスで苦労してしまうケースもよくあります。

いい営業マンや職人さんは意外と地元工務店に多いかもしてません。
地域密着で末永く営業されているところに見積を依頼することをおすすめします。

地元密着で小さな会社ながらも長くされているということは、スケールメリットよりも他の理由で需要があるということ。費用は少し高いかもしれませんが提案力や施工力、施主様に対してどういった思いで仕事をしているのか、大手のリフォーム会社とは全く違うと思います。

また、地元の方が施主様との距離が近い分、アフターメンテナンスをきちっとしていることが多く、何かあっても対応するので地域に工務店が残っているのでしょう。※地域で悪いうわさが立つとあっという間に広がるので、細心の注意を払い仕事されている地域工務店がほとんどだと思います。

しつこいようですが、地域密着だからこそ、下手な工事はできない!という考えは強いと思います。

地域工務店、メーカー、リフォーム専門、家電量販店やホームセンターの違い

ここでは、かずおの持論で各会社形態の違いを説明したいと思います。

会社選定の参考にしてみてください(`・ω・´)ゞ

地域工務店(建築会社)

・価格は高い
・地域密着でフットワークが軽い
・新築、リフォーム建築の知識が豊富
・提案力は高め(設計士やプランナーが在籍しているとより◎)
・工務店と長い付き合いのある職人さんが多く、施工品質が安定していることが多い

ハウスメーカー

・価格が高い
・営業が多く、担当の当たりはずれが発生する
・優秀な設計士やプランナーが在籍していてデザインの提案力は高め
・下請け業者の品質にばらつきがある
・営業、監督、プランナーが分業制のことが多く、情報共有や仕事の思いにバラつきがあり各担当の中が悪かったりすることも。
・メーカーでしか出来ない工事がある(例:メーカー専用部材がある等)

大手リフォーム専門

・価格は安い
・建築素人が営業をしている率高め、難しい提案など苦手な可能性あり。
・新人教育が行き届いていないことが多く、営業の当たりハズレが激しめ。
・数字を上げるだけの担当に当たった場合、契約はしたが出来る出来ないのトラブルが工事中におこることも。しっかり知識のある営業か要確認!
・営業会社の体質が強いところは、営業同士の成績争いがあり数字目当てに強引な営業に当たる可能性がある。

家電量販店やホームセンター

・オリジナル商品があり価格が安い。
・下請け工務店の当たりハズレがある。
・量販店やホームセンターは基本的に窓口で、工事にどこまで責任を持つかは、元請け次第。
・複雑な工事の提案が苦手(下請け工務店による)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

工務店やリフォーム会社選びは基本的に難しいですし、工事をやってから品質が分かることがほとんどです。

良い工事や会社に出会うには、担当する人の仕事に対する思いが大きく関わることが大いにあります。
相見積もりを3社取る際に「どういう思いで仕事されてますか?」に対して、深い返事が返ってくる営業マンや業者さんは、何があっても最後まで逃げずにやり遂げてくれるところかもしれません。

かずお自身は「住宅リフォームを通じてお客様のお困りごとを解決し心から幸せになってほしい。住宅長く使うにあたって目に見えないところまできちっと工事をする、将来メンテンナスが安易にできるような計画や提案を心がけています」といったことを思いながら仕事をしております。

業者さん探しや相見積もりは体力のいる作業ですが、良いリフォームが出来るように頑張りましょう!
かずおは府リフォームされる方を応援しております(`・ω・´)ゞ

かずお家族のブログ管理人
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仕事に子育てと毎日奮闘している、2児のパパです。 子育ては思い通りに行かなくて大変な事もありますが、楽しみを探しながら嫁と頑張ってます!! 子育てに役立つ情報と住宅リフォームの仕事をしてるので、子育て×リフォームの役立つ情報も発信しています☆彡

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